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こんにちは。
指定局面から行う第1回電竜戦TSECを昨年末(2020年12月31日)に行いましたが、
大みそかはさすがにバタバタということもあり、今年はオリンピック前の7月に
実施します。
具体的には以下の要項です。
大会名:第2回世界将棋AI電竜戦TSEC
TSEC=Top Shogi Engine Championshipの略で、チェスのTCECを参考にしており、
指定局面から対局を開始するのが最大の特徴です。
<申し込み方法>
こちら
<解説・聞き手>
7月18日(日)ファイナル第3部 08:00-13:00頃
解説:日本将棋連盟棋士 阿部健治郎七段
聞き手:VTuber真澤千星(@chisei_mazawa)
<賞金>
優勝 4万円
準優勝 1万円
予選次点 5,000円
<参加費>
無料
<参加区分>
人間、人間複数、AI、人間・AI合議
※人間の参加もお待ちしてます!
<予選>
2021年7月3日(土)
18:30 講演 「将棋AI超入門。アルファベータ探索とは」 講師 松本浩志(カツ丼将棋開発者)
20:00 予選開始、12回戦、完全スイス式
12回戦終了後、上位4チームによりファイナル決定リーグを行う(総当たり3局)
上位2チームがファイナル進出となる。それ以外はB級リーグとなる
翌日昼前くらい、イベント終了
持ち時間:5分2f(1手ごとに2秒加算)
<ファイナル>
2021年7月17日(土)
18:30 講演 「内容未定、入門向け」 講師 芝世弐(二番絞り開発者)
20:00 ファイナル・B級開始
オリンピック33競技にちなみ、33回戦行う。そのうち11回戦ごとに3つの部門にわける
第1部 土曜日20時〜「相振り・B級その他部門」
第2部 日曜日1時くらい〜「相居飛車部門」
第3部 日曜日8時〜「対抗系部門」
※第3部は阿部健次郎七段が解説します。
制覇した部門がもっとも多いプレイヤーを総合優勝とする。
持ち時間:基本3分2f。スケジュールによっては2分2f、1分2fと短くすることあり
※2021/7/13追記:ファイナルが3分2f、B級を1分2fが基本となります。
ただし、第3部はB級を2分2fにする方向で考えています。
<共通事項>
最大手数=512手、先手の千日手=0.4勝、後手の千日手=0.6勝
主催:NPO法人AI電竜戦プロジェクト
(これまで電竜戦を開催してきた電竜戦実行委員会をNPO化させました)
共催:岡山自作AIの会
大会の意義は前回の大会要項のこちらを参考にするとよいでしょう。
・・・というのが大会要項となります。
講演というのがありますが、単に対局するだけではなく、そもそも将棋AIなんてなんだろう、
自分でも作ってみたいけど、そもそもなところがわからない、という方向けに将棋AIの技術紹介をします。
ぜひ興味をもって、開発をはじめてくれればうれしいです。
次に電竜になるのはあなたです!
<寄付のお願い>
電竜戦の運営は皆様からの寄付金で成り立っております。
具体的な口座などはこちら。
口座が電竜戦実行委員会になっておりますが、移行中にて、実際はNPO法人AI電竜戦プロジェクトとなります。
NPO法人でありますので、非営利の公益活動であります。ぜひご支援をお願いします。
寄付には賞金指定も可能です。例えば「対抗系部門」の優勝者に賞金、ということもできます。
より強い振り飛車を望まれる方等にはそういう支援の仕方があります。
それでは最高の将棋を実現すべく引き続き頑張りますので
応援よろしくお願いします。

2021/7/13 追記:聞き手、開始時刻、持ち時間を追記
2021/6/27 追記:賞金を追加
2021/6/16 追記:解説に阿部健治郎七段を追加
2021/5/11 追記:本大会は、1回戦ごとに先手と後手を入れ替えて1セットとなっております。
つまり、3回戦というのは3回の表と3回の裏のように野球のようになっています。
TSECのような指定局面では、初期局面ほど先手と後手を互角にはできないので
必ず先後入れ替えてやらないと平等にはならないです。
が、まだ動くかわからない状況で申し込みしても良いですか?
最悪キャンセルしてしまうかもです。
ぜひ!