2020年11月24日

【結果まとめ】第1回世界将棋AI電竜戦

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第1回世界将棋AI電竜戦(2020/11/21-22)無事終わりました!
参加してくれた方、長時間視聴してくれたか方、スタッフの方本当にありがとうございました!


優勝 GCT電竜 (50万円!)
準優勝 Grampus(30万円)
3位 Qhapaq Overfit Adventure (15万円)
4位 みずうら王 with お多福ラボ
5位 BURNING BRIDGES

独創賞 AobaZero
若竜賞 koronプロジェクト(13歳!) (3万円)
人間最強賞 うさぴょんの育ての親(人間) (3万円)
B級優秀賞 koronプロジェクト (2万円)
TAKESHI賞 Qhapaq Overfit Adventure (2万円)
竜馬の躓き賞(ブービー) 十六式いろは改二 (1万円)
バレルハウス賞 dlshogi (Tシャツ)

という結果になりました。GCTというディープラーニング勢がみずうら王を筆頭とした
CPU勢を押しのけての優勝となりました。これはコンピュータ将棋界初の快挙であり、
大きな転換点ともいえるでしょう。

25歳以下の成績最上位に与えられる若竜賞は13歳のkoronプロジェクトとなりました。
非常に若く、将来が楽しみすぎますね。同時にB級優秀賞を受賞しております。すごいの人いこと

人間最強賞はうさぴょん育ての親さんになりました。
奨励会に入れるレベルの拙作カツ丼将棋が研究手順(王手飛車をかけさせてる間に攻める)に
見事にやられ、74手で敗北しました。駒得を目指しがちな強くないAIの弱点をうまくつかれました。
棋譜はこちら

注目のTAKESHI賞はQhapaq Overfit Adventureとなりました。
これは成績優秀の振り飛車を表彰するものです。放送中でも「これはいいTAKESHIですね!」
みたいな会話で盛り上がっていましたね!
向かい飛車から中飛車まで、すべての振り飛車を駆使しての見事な成績でした。

独創賞はAoba Zeroとなりました。
普通にやれば50手で詰ますことのできるれっさー改にも慎重に324手かけて宣言勝ちしました。
棋譜はこちら
この宣言勝ちを目指す将棋は、将棋の本質なのかもしれません。今後注目です。

本大会の棋譜を確認するのは入り口はこちらの中継サイトです。
とくにA級は人間を超越した熱い戦いをしておりますのでぜひご覧ください。
こちらから、みたい戦いをクリックするとよいです。

この電竜戦はまだ今回が1回目で実績のない段階なのに多くの方からの支援をいただきました。
心の底から熱く厚く御礼申し上げます。
こちらの方々です。

この電竜戦、来年もこの時期に第2回を開催するつもりでいます。
その他年末に指定局面からの100番勝負企画(これから開発します。。。)や、
定期的に予行演習イベントでいろいろテーマを設けて実験を行って、
来年もっと参加しても面白い、中継をみていても面白い大会、それが電竜戦!となるよう
頑張っていきますので引き続き応援よろしくお願いします!

あと各種まとめをしておきます。
放送
公式初日YouTube
公式最終日YouTube
どうたぬきさんの初日YouTube
どうたぬきさんの最終日YouTube
シュガーすぎうらさんの初日YouTube
シュガーすぎうらさんの最終日1YouTube
シュガーすぎうらさんの最終日2YouTube

ブログ 詳細な棋譜等はスポンサー様や参加者のブログをご覧ください。















posted by カツ丼将棋 at 20:50| Comment(0) | 電竜戦
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