2020年08月16日

電竜戦の立ち上げの経緯

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こんにちは。
電竜戦をどうして立ち上げようと思ったか、いくつかの要因がありますので箇条書きにすると、
 ●電王トーナメントがなくなって大会が年1回しかなくなった。
 ●将棋AIの発展のためには半年ごとに大会がを開くというのが一つの方法だと考えた。
 ●コロナ渦で中止になったWCSCの代わりのオンライン大会、好評であった。
  ⇒参加者も手軽、運営も手軽
 ●選手権はオフラインで開発者が集まることを重視している、一方で交通費・宿泊費とか大変。
  これで秋もみんなで集まろうぜ、というのは無理であろう。

こうしたことから、「春はオフライン、秋はオンライン」とすると自分の中でパズルのピースがはまった感じがした。ところがコンピュータ将棋協会は理事が高齢化し、本業もお忙しいということで「君がやるんならどうぞご自由に」ということだったので、勢い余って手を挙げて今に至る。。。

あと対局サーバさえ調達できれば、マッチメイクや順位の管理をするツールはエクセルでちょろちょろつるくのは得意技なので gana be OK 何とかなるさ、とも思いました。

それと、現状の選手権の中継サイトは読み筋をサーバに送れないという重大な使用のため、中継サイトの棋譜を見てもどっちが勝っているかわからない(これについては別に取り上げるが、すでにkoronさんのブログが詳しい)



右も左もわからない中、勢いでイキって手を挙げた電竜戦であるが、うさぴょんの池さん、白ビールの芝先生の協力もあり、なんとか形になってきました。さらに予行演習に積極的に参加していろんな意見やアイディアを出してくれるメンバーのみなさんのおかげで日増しに電竜戦システムは進化してきました。

サーバー周りや中継サイト周りのことはまた次回。

posted by カツ丼将棋 at 21:50| Comment(0) | 電竜戦
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